出演者の個性がキラリ☆【映画レビュー】パンとスープとネコ日和
特に大きな出来事が起きる訳では無いけど、観ると穏やかな気分になれる映画が好きです。
またしても、群ようこさん原作のドラマ「パンとスープとネコ日和」は、何度観ても面白い発見があります。
群ようこさんの本についてのレビューはこちらです↓
kurashi-no-kotokoto.hatenablog.com
もともとは、WOWOWで放映されたドラマらしいのですが、私は、レンタルDVDで映画だと思って観ていました。
理不尽な人事に嫌気がさして、会社を辞めて亡き母の食堂を引き継ぐことになった主人公アキコ(小林聡美)
メニューは、パンとスープだけというカフェを開くことに。大きいアルバイトさんのしまちゃんと一緒にお店を営んでいく物語です。
出典https://tower.jp/article/feature_item/2013/11/15/2503
小林聡美さんの冷静で淡々とした演技が素敵です。演技なのか?素顔なのか?分からなくなってしまうほどに、マッチしています。
もたいまさこさんも、オモシロおかしい喫茶店のオーナーとして出演されてます。
またしても、独特の存在感が光ります。
出典https://tower.jp/article/feature_item/2013/11/15/2503
お店やお部屋、キッチンのインテリアも、シンプルな北欧風で観ているとワクワクします。聡美さんの洋服やエプロンの柄も、とても可愛い✨
そして、何よりもパンとスープが美味しそう。近くにこんなカフェがあったら、きっと頻繁に通ってしまいます。
迷い猫と出逢い一緒に暮らすようになったり、加瀬亮さん演じる、異母兄弟との関わり合いがあったりと、少し少しの変化を味わうように、物語は進んでいきます。
同じく群ようこさん原作のこちらの映画↓も、温かい気持ちになるストーリー。
こちらの舞台は、ヘルシンキで、またしても、小林聡美さんがカフェを開きます。
もたいまさこさんも出てきて、一瞬、舞台がフィンランドに変更になっただけ?と思わせられますが、また違った世界観が感じられます。
この映画を観ていると、北欧に旅行に行きたい気持ちがムクムクと湧いてきます。
最近は、コロナや天候の不安定さなど、色々なことが起きますが、この物語を観ていると穏やかな日常に、ほっこりとした心地よさを感じます。
「スターウォーズ」や「マトリックス」が好きな夫は、私の映画セレクトが理解できないようで、「何も起こらない話なのに面白いの?」と不思議そう。
製作費が少なそうな映画が好きと思われているようです。
近くの外野の声は気にせずに、これからも楽しく見続けていきたいとおもいます。