時代で変わる使いやすい間取り☆ステイホームスタイル
先日、住宅収納スペシャリストの5周年イベント
「心地よい住まいを考える〜ステイホームスタイル〜」をオンラインで参加しました。
参照https://iris-funlife.com/license/ju-spe/
私が住宅収納スペシャリストの講座を受講したのが、3年前。
使いやすい収納をお客様へ提案するためのヒアリングについてや、キッチン、リビングなど各場所の物の分類ツリーについて学びました。
午前中は、住宅スぺを受講された方の働き方紹介、家づくりと収納についてのミニセミナー、スペシャル対談や、人気インスタグラマーのパネルディスカッションと盛り沢山の内容でした。
そして、午後からは、住宅デザイナーのタブチキヨシ先生のお話。
最初に、サザエさんの家の間取りの画像をシェアして、今の間取りとどう違うのか、チャットで参加者の皆さんとやり取りしました。
昭和のサザエさん宅の間取りの特徴は、
・全てが和室
・床の間がある大きな客間がある
・北側のキッチン
・キッチンとダイニング(ご飯を食べる和室)が別の部屋
出典 homes.co.jp
サザエさん宅の間取りは60年前の典型的な日本の家を表わしています。
「客間が中心の家」
それが、1990年代になると、対面キッチンが主流になり女性が家族の様子を見ながら料理ができるLDKの間取りになりました。リビングには、ソファが置かれて家族みんなでテレビをみるような
「家族がリビングに集まりTVをみるリビング」が主流の家です。
そして、2020年に、また間取りのニーズへの変化があったそうです。コロナ禍になり、テレワークも増えて、学校もオンラインになったことで、変化したのが、
「家族の気配を感じながらも、個々の趣味や時間を大切にできる家」です。
今は、テレビをみんなで観ると言うよりも、YoutubeやNetflexなどそれぞれが観たいものを個々で観ることが主流になりました。テレビ離れが進んでいるように感じます。
そう言われてみると我が家も、みんなでテレビを観ると言うよりは、夫がテレビを観て、その横で息子がswitchをして、娘がYoutubeを観て私が読書している事も多々あります。
スタバのように、人の気配を感じられながらも、個々で好きなことを集中できるような環境が家の間取りにも求められているらしいですよ。
例えば、リビングにカウンターがあり、それぞれが座れるスペースがあったり、ベンチがあったりする場所です。
収納も、ファミリークローゼットや通販で物を買うことが多くなってきているので、段ボールの一時置き場のニーズも増えているとか。
家の間取りの変化と共に、収納へのニーズも変わっていることを学べました。
今回の整理収納フェスティバルも、オンラインで参加しました。これもまたコロナ禍での変化です。
4時間以上のイベントでしたが、興味深いことばかりでワクワクしたひとときでした。
今回、学んだことをお客様への対応として生かせるようにしていきたいです。