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心に沁みる詩「サフラン」

星野富弘さんの詩を読んでいたら、ジンジンと心に来ました。

「悲しみの意味」サフランという題名で

 

「冬があり、夏があり、昼と夜があり 晴れた日と雨の日があって

 

ひとつの花が咲くように 悲しみも苦しみもあって

 

私が私になってゆく」

 

と言う詩

「星野富弘 サフラン」の検索結果 - Yahoo!検索(画像)

 

病気になる前は、悲しみも苦しみの何もない人生が一番と思っていた。

そして、平穏で昨日と同じ今日は当たり前だと思っていた傲慢な自分がいた。

 

今は、悲しみや苦しみが何もない人生が良い人生とは言えないのでは…と思っています。

平穏で昨日と同じ今日は、とても有り難い感謝の日々で、大切にしていきたい、そう

思うようになりました。

 

晴れの日の雨の日も、同じくらい大切なことなんだぁとこの詩を読んで、しみじみと思いました。

 

そう、昔、同僚が、7、8人と友達と一緒にディズニーランドに行った話をしてくれました。

みんなが都合があって行けた日が、ざんざん降りの雨の日で、

みんな合羽を着てビショビショで園内の乗り物を並んで乗ったらしい。

 

「そりゃ、そりゃ大変だったね…。不運だったね」と言う私に

 

「いやいや、雨だから良かったんだよ〜。みんな、すごい雨で笑っちゃって写真撮って、ジャングルクルーズなんて、本物のジャングル気分を味わえたし、忘れられない想い出になったんだよ〜!晴れじゃなくて、良かった」

 

その言葉を聞いて、不運を不幸に思うかは受け取り方次第だと、思いました。

 

こちらの映画、今、一番観たい映画です。冤罪で29年間獄中で過ごし、その後も癌になり、余命1年の宣告を受けた桜井さんのドキュメンタリー映画

本当に壮絶な人生を送ってきたのに、20歳で殺人犯とされた日もオレの記念日と言い

現在も、強く、前向きに生きている桜井さん!

 

広島では、26日まで横川シネマで上映中。行きたい、行けるかな。