サードプレイス 癒しの本屋さん
家でも職場でもない、自分が心地よく過ごせる第３の場所をサードプレイスというそうです。
広島県廿日市市にある小さな本屋さん「ホリデイ書店」は私のとってのまさにその場所。
訪れると、時の流れを感じることができ、ゆっくりした時間が過ごせます。
じっくりじっくり本を選ぶとき、じんわりした喜びを感じます。
新しい本もありますが、ほとんどが古書だからでしょうか？
本の一つ一つから、人の想いと、この本屋さんまで来たストーリーが感じられるような気がします。
カウンター席も設けられていて、お茶を飲みながら店主の方と語らうのも楽しいひとときです。
いつも美味しいコーヒーをいただきます。大好きな本に囲まれて、ゆったりとコーヒーが飲めて、至福の時間が過ごせます。
本だけではなく、雑貨や手作りお菓子があるのも、ワクワクします。
本屋さんと雑貨屋さん、お菓子屋さんのコラボレーション。
先日、お友達から、庄野潤三著 「夕べの雲」という本を紹介されて、読んでみたいなと思い、次の日、ホリデイ書店に行ったら、目の前の本棚に「夕べの雲」が！
昭和40年に書かれた本なのに、偶然にびっくり！店主の方も「ご縁ですね〜」と。
もちろん、購入して帰りました。
「夕べの雲」は、とても懐かしい昭和が思い出される本で、小津安二郎の映画の世界観に似ていると思いました。
「ホリデイ書店」広島の方だけでなく、県外の方や外国の方にもおススメしたいお店です。早くコロナが落ち着きますように。
旅の疲れも、癒されて、観光地では味わうことのできない空間を感じられますよ。
