猫ギライからニャンコラブになった訳 続き
猫ギライだった私がニャンコが好きになるまでの過程の話がこちら
今日はその続きのお話です。
kurashi-no-kotokoto.hatenablog.com
友達から預かったチェロが来てから、1日目であれだけ、悩まされたネズミはピタリと出て来なくなりました。
「恐るべし!!にゃんこパワー!!」
猫の存在感はスゴイと感動しました。毎日、半泣き状態で、ネズミのフンの掃除をしていたのが嘘のようです。
「ありがとう〜!チェロ」感謝しかありません。その次の日のその次の日も、ネズミは出てきませんでした。
ただ、寝室の天井から、ネズミが歩く音がします。部屋には、出てこないけど、天井裏にはまだいたようです。
すると、チェロが2階の物置き部屋の扉をガリガリし始めました。部屋の中に入りたそうです。
その物置部屋から、天井裏へ続くのですが、チェロは部屋に入りと凄い跳躍力で、ビュンと天井裏へと上がっていきました。
そして、15分くらい天井裏を歩き回って、ネズミパトロールをしてくれていたのです!
「なんて、頼もしい猫なの〜!!」
私の中で、チェロへの信頼感は上がりまくりです。身の危険を感じただろうネズミ達の
足音はそれから聞こえなくなりました。
猫が苦手で触ることもできなかったのですが、私が躊躇するのとは、お構いなしに
チェロは、私が帰宅するとゴロゴロ喉を鳴らしながら足元にまとわりついてきます。
椅子に座っていると、いつの間にか膝の上に登ってきて、のんびり寛いでいます。
そんなチェロの態度が、だんだんと可愛くなってきました。
その後、チェロは、1か月と少しいて、飼い主のもとへ帰っていきました。帰宅したときにチェロの姿が見えないと淋しくて淋しくて
職場の方から「預かっていた猫ちゃんはまだいるの?」と聞かれただけで
「えーん」と涙が出てきてしまいます。
ネズミがどうこうじゃなくて、猫がいない生活が考えられなくなってきてしまったのです。
その後すぐに我が家にやってきた子猫が、チャムです。チェロと同じ茶トラの猫で
「チェロ」の「チ」だけ頂きました。
甘えん坊で、飼いやすいチェロと違い、チャムは暴れん坊な子猫でした。
子猫で見た目は可愛いのですが、人の手の動きをみると、噛みまくり💦
生傷がたえない家族一同でした。そのときからみたら、今は落ち着いたなぁ。
ネズミがいなかったら、チェロを預かることもなく、チャムを飼うこともなかったと思います。
猫の可愛さや一緒にいると癒される嬉しさも感じられなかったことでしょう。
そう考えると、ネズミが出たことも感謝なのかもしれません。
「人間万事塞翁が馬」
この言葉が頭に浮かびました。
おしまい