これぞ究極のミニマリスト!ブックレビュー「手ぶらで生きる」
ミニマリストしぶさん著者の「手ぶら生きる」と読みました。
こちらの本のサブタイトルが「見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法」です。
見栄は分かるけど、お財布を捨てて生活できるの?って疑問がわきますが、これはちょっとカラクリがあります。(どんなカラクリかは読んでからのお楽しみで)
しぶさんの職業は、なっ、なんと「ミニマリスト」!!
しぶさんの家には、冷蔵庫もベッドとテレビもありません。一か月7万円で暮らしているそうですが、とても満たされていて幸せそう!
小さいころは、お金持ちのお坊ちゃんで、モノに沢山囲まれた、マキシマリストの環境で育ったそうですが、中学生の時にお父さんが、なんと自己破産に追い込まれてしまったそうです。
そして、ご両親が離婚し、シングルマザーとなったお母さんと暮らす事になるらしいのですが…。何でも満たされていた生活から、一転、お金がなく欲しいモノが買えない生活になったそう。
モノがないからと、幸せを感じられない思春期を過ごします。19歳のときに、ひとり暮らしをしようと思ったときに、Googleで「冷蔵庫 なし」を検索したことによって、世界が変わったそうです。
モノがないことによって、満たされていく生活。自分軸を確立されていく様子が書かれています。
しぶさん、職業がミニマリストをいうだけあって、ポリシーを貫き、突き抜けている感じがビックリです。
健康にも気をつけて、貯金の額も、自分の暮らしに合った金額でため込まない。そして、これぞと思ったところには、お金も回して…何が好きで何がキライか自分のライフスタイルが本当にハッキリしているんです。
他人軸ではなく自分軸で生きている様子が、よく分かります。
人は一日9000回もの選択をしているそうで、しぶさんは、洋服を選ぶ時間を取られたくなかったので、洋服を限られた数に絞り、制服化にしました。
黒いスキニーパンツに白いYシャツなど、洋服のメーカーも定番もの。
いつも同じ格好をしているけど、なぜか多くの服を着ていたときよりも「おしゃれ」と言われることが多くなったそうです。
「毎日違う服を着ていないと恥ずかしい」という価値観を断捨離!!まさに、これこそ自分軸ですよね。
子どもがいたり、家族がいたりするとしぶさんのような生活は、なかなかできませんが、読んでいて、家を片付けたい衝動にかられるそんな本でした。
全然関係ないけど、この日の我が家の夕ご飯メニュー。
鶏肉のハンバーグ&白菜サラダ(バルサミコ酢+白ごま+お酢+ごま油のドレッシング)
&人参のシンプル炒め 具材の切り方が、おおっざぱだね。