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食から考えるランチ「喫茶さえき」広島

先日、広島市紙屋町にある「喫茶さえき」に行ってきました。こちらは、オーガニックのランチが食べれるとのことで、以前から気になっていたお店。

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広電紙屋町東駅から、徒歩約2分のところにある路地の一画にあります。

何だか、懐かしい感じのする外観です。

お店のコンセプトは「食べものと人の生活をかんがえる

ただ、美味しいランチをパクパクして「ごちそうさま〜」では終わりません。

 

お店で使われている食材、調味料、洗剤など人の体や地球環境に配慮した物が使われています。

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野菜は、広島県産で、農薬や化学肥料が使われていない物を採用しています。

生産者さんが、心を込めて丁寧に作った食材を可能な限り丸ごと使っているそうです。

 

メニューには、100%ビーガン=動物性食品不使用のマークや 100%グルテンフリー=小麦グルテン不使用のマークも記載されています。

 

今回、食べたのは、車麩かつ(950円)で、こちらは100%ビーガンのメニューでした。

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ご飯は、全てのメニューで、酵素玄米で、ぬか漬けは自家製です。

 

お麩のカツを食べたことは数回程度で、家では作ったことがありません。

塩麹のお味噌が上にトッピングしてありました。

サクサクとしていて、香ばしく出汁に付けた麩とお味噌の味が絶妙です。

 

お肉にこってりさが無く、胃にも優しい軽く麩が食べやすく感じました。

 

こちらが、ヴィーガンカレー(1.000円)マイルドで味わい深いカレーです。

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酵素玄米は、噛めば噛むほど甘味が出て、お腹いっぱいになります。サラダも新鮮で濃い野菜の味がしました。

 

オーガニックミックスジュースやジンジャーエール、オーガニックビールなど、体に優しいドリンクも色々あります。

 

メニュー表に中には、食品ロスや地産地消の必要性、食品を作るのに必要な温室効果ガスについてなど書かれてあり、私たちの食生活が地球環境に繋がっていることが具体的に数値で書かれていました。

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例えば、日本の食料自給率は、37%しかなく、多くの食べ物を海外から輸入しており、飛行機や船などの熱量が必要となり、環境に負荷をかけている状況です。

 

環境への負荷は、フードマイレージという指標があるらしく、これは食料輸入量×輸出国間の距離で表せるそうです。

 

日本は、このフードマイレージの指標が世界でも大きく、国民一人あたりで、なんと1位だそうです💦

 

高いとは思っていましたが、まさか1位だとは知りませんでした。

 

地産地消にすることにより、風土に合った食べ物が食べられるだけでなく、環境に負荷をかけないことに繋がっていることがよく分かりました。

 

家でも、必要な分だけ食べ物を買い食品ロスを出さない買い物、そして、出来る限りその土地の物を買うことが大切だなーとしみじみと思いました。

 

体と環境に優しい食べ物が食べられる喫茶さえき、今度は他にメニューも食べてみたいです。

kissa-saeki.com